夫婦関係ははじめが肝心。やらかし主婦から学ぶ4つの旦那教育術
結婚相手に求める条件とは、経済力、包容力、金銭感覚が近い、食の好みが合う、などありますが、それは結婚する前に男性に求めたいことです。
結婚すると、またまた違った『こうしてほしい!』と求めるものが増えてきます。
既婚者の私が一番に思うのが『家事と育児を手伝ってくれること』
結婚前にこの条件を求める女性って、少ないと思うんですよね。
結婚生活をしたことないので、漠然としたイメージしかないからでしょう。
結婚して生活を共にすると、家事、育児は毎日のこと。
たまのことなら我慢できても毎日のことは、塵も積もれば山となる。
でも、この家事と育児は最初の旦那教育で、なんとでもなるものだと思ってます。
そこで!やらかし主婦である私が、家事をした事ない旦那の教育法を伝授!
家事を全くしない夫に育てた失敗談と、家事をする旦那に育てる方法をご紹介します。
もう一度、結婚生活リセットできるならこうして家事男に育てるな〜。
やらかし体験談
家事を全くしない我が旦那。
レンジの使い方すら、ままなりません。
1週間くらいの実家帰省だと洗濯もしません。
着るものがなくなったら買ってくるのです。
里帰り出産後、家に戻るとペットボトルがずらりと並んでました。
一見、部屋は綺麗なのですが、ソファーに座った途端くしゃみが止まらなかった。
床はクイックルワイパーしてたみたいだけど、他の掃除を2ヶ月してなかったため埃がすごくて、埃アレルギーの私はこのままアレルギー死するかと思ったほど。
ですが、結婚当初は「ゴミ出しくらいならオレがするよ」と言ってました。
次女の里帰り出産時も「オレが家事をするから、もう帰ってきなよ」と言われ、産後10日で家に戻りました。(理想通りの動きができず結局、全部の家事を私がしましたけど)
最初っから家事をしないと言ってたわけではなかった、夫のやる気スイッチをことごとく潰したのは私なのです。
兼業主婦は旦那さんと家事を分担してるところが多いですが、専業主婦は旦那さんを自ら教育しないと全て自己負担になります。
結婚当初は男性の方も『二人で協力し合う』という精神を持ってます。
家事の大変さもわかっていないため、安易に「家事手伝うよ!」と言うのです。
生活して家事がめんどくさいことだとわかると、やらなくなり嫁に押し付けます。
そうならないためにも、はじめが肝心。
旦那の「手伝うよ」の声を逃してはなりません。
そして、完璧に家事をこなせるようになるためには、あなたも『育てる』という気持ちで我慢が必要なのです。
やる気スイッチ潰しをことごとくしてきた私だからこそわかる、旦那の育て方をお教えします。
最初っから上手にできると思うな!
旦那が家事を手伝わなくなる原因は『ダメ出し』です。
例えば、食器を洗ってもらった時に洗い残しがあると、もう一度洗わなくてはいけない。二度手間になります。
最初は「グラスに口紅が残ってたよ」と優しく言えても、何度も同じ失敗を繰り返されると腹たちますよね。
挙げ句の果てに「もういい!私がやるから洗わないで」と諦めてしまうのです。
これでは最終的に自分を苦しめるだけ。
とにかく耐えるのです。
言っても治りません。汚い食器が不快だと自分が気づかないと治りません。
梅雨の時期にわざと旦那の愛用マグカップに、カビ菌をつけてみるのもいいかもしれませんね。
「洗い残しでカビになってる〜!!!」と追い討ちの一言をかければ、洗い残しは健康被害にも及ぶと気づくでしょう。
私の実体験でいうとゴミ出しですが、ゴミを出すと言ったのにゴミ収集車が行った後に起きてくるのです。
こんなんじゃ、ゴミが出せず溜まってしまう。
見かねて自分でゴミ出ししちゃうんですよね。
これも、ゴミが何週間貯まろうと放置するのが正解だったんです。
ゴミ屋敷になった時に「やばい、やらなきゃ!」と心底思えるのです。
もしゴミ屋敷になったとしても、あなたを責めるのはお門違い。
ゴミ出しをすると言ったのは旦那なのですから。
この教育は『有言実行』へも通ずるものがあります。
お互い夫婦になると甘えも生じます。
言ったことをあれこれ変えたりするのも「わかったいいよ」と許してあげるから。
この嫁は有言実行しないと怖いで〜と旦那の脳にインプットさせる事です。
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一緒にやってあげる
旦那を一人の男、大人だと思ってはダメ!
家事をする際の男は子供も同然。
またまた実体験のゴミ出しですが、旦那はゴミを出すと言ったものの「ゴミ出せるように玄関にまとめといて」と言ってきたのです。
これは昨今の細かい分別が災いしてます。
旦那は一人暮らし経験者ですが、一人暮らししてた土地はゴミの分別がほとんどないところでした。
「ゴミ出しカレンダー見たらわかるだろ!」と思うのが嫁ごころ。
「ここまでしたら自分で出すのも変わらんわ!」と思ってしまい、ゴミ出し時間過ぎて起きてくる行動も相まって、最終的に自分がゴミ出しすることになりました。
これ失敗!
まずはゴミ出しカレンダーを見ながら「水曜日はプラゴミだからね〜」「この袋に入れるんだよ〜」と5歳児くらいの子供に教えるかのように、優しく教えてあげてください。
そこから慣れてきたら一人で出来るようになります。
私の友達にもお風呂掃除を旦那にお願いした時に、洗い残しが酷くて最初は口で言ってたそうです。
それでも治らないので、洗い残し箇所にポストイットを貼ったそうです。
それでも治らない。
これは奥さんへの反抗でしょう。
あとは『なんの報酬も得られない家事にここまで一所懸命なる必要はない!』という思考があって掃除に身が入らないんですよね。
この友達も「ホントうちの旦那何にもできないわ。風呂掃除も満足にできない」と言ってサジを投げました。
嫁の期待を潰した旦那と、旦那の自尊心を潰した嫁、仲良いと思います?
ここの夫婦は仮面です。
おだてる
男の人って頼られたり、甘えられると喜ぶものです。
性別関係なく、ほとんどの人がそうですが、褒められると嬉しいものです。
やってほしいことを命令口調で「やっといてね!」と言うより、「やってくれると助かる」と、お願い口調で言った方が聞き入れてくれます。
そしてシメには「わぁ〜!!すご〜い♡」と褒めちぎる。
「私ではこんなに綺麗に掃除できないわ」
「あなたの作るカレー美味しすぎる!ダイエット中だけどもう一杯おかわり〜!」
「家事手伝ってくれると一緒の時間が増えて嬉しいな♡」
そのあとハグでもお見舞いしてやりましょう。
「おいおい、オレがいないと何もできないやつだな〜」と男性特有の守ってあげたい本能をくすぐりまくりましょう。
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子供を使う
上の3つは初期が大事。
結婚年数も増えてくると、いきなり家事をやらせるのは無理に等しいです。
おだてる殺法もミエミエ感出てしまいます。
結婚年数が増えてきても使えるのが子供を使った方法。
子供に
「パパ〜お風呂一緒に入ろう!」
「パパが作るカレー、ママのより美味しい」
など、子供に言ってもらいましょう。
可愛い我が子のお願いは聞き入れたくなるものです。
まとめ
専業主婦なので旦那が家事を手伝わないのは、しょうがないことだと思ってました。
だけど、私と同じ境遇でも家事や育児をめちゃくちゃ手伝う旦那さんもいます。
それを見るたび、聞くたびにヘコみます。
そして私の夫はモラ度も高く、中二病も持病で「結婚生活ってこんなに我慢の連続なの?」とキツくなる時もあります。
ですが最近『旦那の手伝う気持ちを私が全て潰してきたのだ』と、気づく出来事がありました。
結婚してから旦那一年生になる。育てるのは奥さんなんですよね。
家事を手伝わない旦那を持つと、大型連休は地獄です。
呑気にソファーに寝転び、テレビやスマホを見る旦那を横目に、朝昼晩のご飯の準備に掃除、洗濯。
子供たち連れてどこか出かけてくれたら一人の時間ができるのに「みんなで行くのが家族だろ!」と、行きたくない獣道に近いような山登りもさせられました。
子供たちの「わ〜アドベンチャー」と喜んでる顔をリアルタイムで見れたので、まあいいんですけど。
結婚前にこんな記事を読んでたら、この方法で家事できる旦那に育てただろうな〜と思います。
やらかし主婦の私は不幸なのか?
それがそれが、家事をさせなかったのは、ある意味成功だったのかもしれません。
この間、なぜか失神しました。
椅子から立とうとした時に立ちくらみがして、そのまま気を失いました。
原因不明ですが、おそらく疲れが溜まってたのでしょう。
目を覚ますとダイニングで寝ていて「なんでこんなところで寝てるの?」と倒れる前のことを思い出せませんでした。
その横には私を抱えながら、電話で誰かと話してる旦那がいました。
救急車を呼ぶのに電話をかけたようです。
目を覚ました私を見て「よかった」と安堵の表情を浮かべると同時に、その手は震えてました。
倒れて頭から血を流し、息もしてない私を見て「死んでしまう」と思ったようです。
原因不明の気絶から数日たちましたが、今は元気に暮らしてます。
あの時、旦那は「お前が死んだら何もできない」と気づいたようです。
何もできない旦那に育て上げた事で、家事の負担100%ですが、「お前なしでは生きていけない」と思わせることは成功したようです。
どっちの夫婦関係を築くかはあなた次第。
何もできない依存男に育てるか、なんでもできちゃう自立男に育てるか。
夫を依存男に育てあげ「お前なしでは生きられない」と思わせることができたけど、その後、優しいかというとモラと中二病は全く変わりませんけどね〜。。。