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【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語シーズン1を見た感想】オ、オモシロイ!!性欲を禁じられた世界であなたは生きていける?

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

見ようかどうしようか迷ってた海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル 侍女の物語』を観ました。

『侍女の物語』ってのが中世のお話っぽくて気乗りしなかったんですよねぇ。

ゲームオブスローンズもそうですが、私は『中世』ってだけでなんとなく敬遠してしまう癖があります。

食わず嫌いはよくない!

観てみたら、全然中世じゃなかった。あらすじちゃんと読めよ!って

2話までは????が多いですが、3話からはどハマりして眠れない夜を過ごすことになりますよ〜!

あらすじ

性感染症と環境汚染のため、女性の不妊率は大幅に上昇し、出生率が低下して社会の存続が危機にさらされる。

アメリカ合衆国でキリスト教再建主義的な勢力の『ギレアド共和国』を成立させる。

女性たちは職に就くことも財産所有も金銭授受も読書も禁じられてしまう。

世界的な不妊危機に対処するため、妊娠可能な女性を強制徴募し子供を産む侍女として働かされることになる。

子を授けれるのは権力者のみ。

権力者の家に配属され、個人の名前も奪われ、子供を産む道具として扱われるようになる。

その方法は独特。

キリスト教の教えに模した妊活法は異様な光景。

妻の了解を得た公開レイプなのだ。

ギレアド共和国は身分制度に縛られ、自由は制限され義務が強制される。

侍女たちは赤い衣装、家事を行う女中(マーサ)たちは緑の衣装、権力者の妻たちは青の衣装を着る。

侍女を調教する『おば』がいて、女性たちを従順な子産みマシーンになるよう訓練する。

『目』は人々を監視し、『ハンター』は国を逃げようとする人々を狩る。

そんなめちゃくちゃな法律ができてしまった国で、主人公の ジューン・オズボーンが侍女として生きる物語。

ギレアドの司令官フレッド・ウォーターフォードとその妻のセリーナ・ジョイの家に配属され、フレッドの子を身ごもるための儀式を強制される。

 

ジューンは離れ離れになってしまった子供と旦那に会える日は来るのか?

この過酷な世界で平常心を保ち、生き延びることができるのか?

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主な登場人物

オブフレッド/ジューン・オズボーン

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

 物語の主人公。

元は『ジューン』という名前だが、性奴隷となった時に主人の名にちなんで『オブフレッド』と名付けられる。

強制徴募を免れず、侍女として暮らす。

フレッド・ウォーターフォード

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

ジューンの配属先の主人。

仕事は官僚。

ギレアド共和国では、男性側にも規則がある。

侍女を女性として扱ってはいけない。

自分の気持ちを盛り上げるためなのか、ジューンに気持ちがあるのか、ジューンを侍女以上の扱いをする。

セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード 

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

フレッドの奥さん。

妊娠不可能なため、ジューンに子供が授かるよう懇願してる。

頭の良い女性だが、感情にムラがあり子供を作るためなら手段を選ばない。

ニック・ブレイン

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

 フレッドの家の運転手さん。

『目』の存在は明らかになってないが、彼が『目』(密告者)なのでは?と言われてる。

ギレアド共和国になる前から、フレッドの元で支えてるのでフレッドやセリーナからの信頼度も熱い。

本気でジューンに恋してる様子。

ルーカス・バンコール

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

ジューンの旦那さん。ルークと呼ばれてる。

政府の強制徴募を逃れるため家族で逃亡したが、今は離れ離れになってる。 

モイラ

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

ギレアド共和国になる前からジューンの親友。

モイラはレズだが、妊娠可能なため侍女として調教される。

行動的で人に従うのが嫌いな性格。

ハンナ・オズボーン

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

ジューンとルークの娘。

逃走中にジューンとルークと離れ離れになってしまう。

リディアおば

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

侍女たちを調教する『おば』の中でも 一番個性が強い。

冷酷な行動も任務のためだと躊躇なくやり遂げる。

オブグレン/オブスティーブン/エミリー

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

 ジューン同様、妊娠可能なためリディア共和国で侍女として扱われる。

彼女もレズ。

この国の制度に反発を持ち、革命を起こそうとしているが・・・

 オブウォーレン/オブダニエル/ジャニーン

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

彼女もジューン同様の侍女。 

右目がないのはリディアおばの体罰。

ジャニーンは、センターでの訓練期間中に若者の集団にレイプされてしまう。

その罰として、右目をえぐり出される。

レイプされたのは『ジャニーンが誘惑した』と言われ、見せしめとして体罰を受ける。

妊娠可能な女性はあくまでも妊娠するための道具。

丁重に扱われるのは妊娠した時だけ。

生殖器は傷つけられないけど、その他は容赦なく傷つけられる。

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ハンドメイズ・テイル シーズン1の感想

このドラマを見てると、みんなが不憫なのです。

権力者が自分の性欲処理のために侍女を扱えてるかというと、そうではない。

セックスは儀式なのです。

儀式の模様はこんな感じ。

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

聖書を用いた方法で、奥さんの股の間に侍女が仰向けになり脚を開く。

奥さんが見てる目の前でキスも愛撫もせず挿入。

まさに子作りだけの作業。

こんなんだったら、精子をスポイトで入れてくれた方が3人にとって良さそうな気もしますが、この作業こそが夫婦で子作りしたという証だそうです。

出産シーンも異様。

 

規則を破った者は首吊りの刑。

ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン1  ネタバレ 感想

この辺が中世っぽい。

侍女の服装も中世っぽい。

街並みもビルやネオン、大きな看板のお店がなく、中世っぽい雰囲気だが医療機関などは設備が整った現代の香りがする。

この光景に慣れるのに第2話までかかりました。

 

性反逆者ということで同性愛者も罰せられる。

身分の低い男性はセックス を許されない。

セックス するのは愛の行為ではなく、完全子作り行為なんです。

 

でも、これってちょっと現代に通ずるところがあると思います。

妊活ってまさにこんな感じ。

私も2人目は妊活してます。

1人目は自然に授かったのに、2人目不妊ってやつです。

2人目を妊娠するときには、排卵日を計算し、排卵日に集中セックス 。

排卵日以外は旦那とセックス しませんでした。

義務的なセックス になっててお互い、その他の日にしたいとも思えないんですよね。

さすがに、フレッド夫妻のように挿入のみではなかったですが『愛のため』というより『子作りのため』の儀式でした。

私の場合はタイミング方で授かりましたが、なかなか授からないと人工授精や体外受精にステップアップします。

子供が欲しい気持ちは女なのでよくわかります。

でも愛がある行為かというと、私もそうですが、妊活中は愛より子供を授けてくれ!なんです。

 

それを国を挙げてやってる世界がギレアド共和国。

生まれてきて、そんな世界が普通だったら馴染むのかもしれませんが、みんな元は愛のあるセックス を知ってるのです。

 

ドラマなの中でこんなシーンも出てきます。

「性欲があるからセックス をしたくなる。性欲は邪道」と言われクリトリスをカットされる女性の姿も。

 

性欲があるから相手が愛おしく見えるのか?

愛してるから性欲が湧いてくるのか?

男女の友情は存在するのか?と同じくらい、答えの出ないテーマだと思います。

 

「体目当てなの?」

「好きだからしたくなるんだよ」

不倫する男の常套句ですよね。

 

そんな異様な世界で生き延びようとするジューンの葛藤や心理に目が離せない。

侍女として従順に従えないモイラ、エミリー、ジャニーンの行動にも目が離せません。

 

フレッドやニックがジューンに接する態度も勉強になりますよ。

男って気のある女にこう接するよねー。

ジューンがその心理をついて利用するシーンは、実際の恋愛駆け引きでも使えるんじゃないでしょうか。

 

面白すぎてシーズン1は一気見してしまいました。

シーズン2からは感想記事を書きながらゆっくりと観たいと思います。

 

【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】シーズン2第1話を見た感想 はこちら

umidoranichiria.hatenablog.com

 

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