博多水炊き発祥の店 水月（すいげつ）に行ってきました！
博多グルメといえばラーメン、もつ鍋、鉄なべ餃子などの安くて美味しいB級グルメを想像されると思います。
今回はB級ではない博多グルメ、水炊きをご紹介。
博多水炊き発祥の店 水月
こちらのお店は水炊き発祥のお店らしいです。
明治３８年創業の老舗。１００年以上受け継がれた伝統がこの鍋にぎゅっと詰まってます。
予約して行ったので、すでにお鍋やお野菜がセットされてました。
元祖博多水炊きBコースです。お野菜はこちらで３人前。
蓋を開けると骨つきの鶏肉がぎっしり、３人前。
鶏皮酢
旬の小鉢二品
白和えと胡麻豆腐
１回目のスープ
前菜的なお料理を食べてる間に、お店の方がお鍋に火をつけスープを注いでくださいます。
お店の方がつきっきりで水炊きを入れてくれます。
薬味は柚子胡椒もあります。
鶏団子
数回、鶏肉やお野菜を食べた後、頃合いを見計らって鶏団子が投入されます。
２回目のスープ
１回目のスープは鶏肉だけのお味。
２回目は野菜や鶏団子エキスが詰まったお味。
３回目のスープ
２回目スープの後くらいに一旦、お店の方が退席します。
鶏団子は全て投入されてるので、野菜を自分たちで入れて食べるスタイル。
またまた頃合いを見て、お店の方が３回目のスープを注いでくださいます。
２回目より鳥の出汁が出て濃厚。
締めのおじや
こちらもお店の方が塩加減を味見して作ってくださいます。
硬くもなく、柔らかすぎもしない丁度良いおじや加減。
香の物と一緒にいただきます。
やっぱり締めはおじやだよ！
締めに『おじや』か『地獄炊き』が選べるけど、地獄炊きって？
グツグツした感じだろうか？なぜ聞かなかったのか今になって後悔。
味の感想
鳥のお出汁が１回目のスープからしっかり出てます。
１回目も美味しいんだけど、２回目、３回目とスープが刻々と変化していくのを楽しめる。
個人的に鶏団子は普通。
なので鶏団子より鶏肉をたくさん食べた。
１人前のボリュームが結構あるのですが、鶏肉があっさりしてるのでいくらでもいける。でも、ほんとボリュームあるので全ては食べきれませんでした。
大人４人、子供２人で行ってBコースを５人前頼んだら多かったので、大人の分だけコース頼むくらいでよかったかもしれません。
コース料理だけでなく、単品料理もあります。
水炊きといえば、白菜を入れるところも多いと思うのですが、こちらはキャベツを使用。
なぜキャベツなのかを聞くと、白菜は水分が出過ぎてしまってスープが薄くなるからだそうです。
なるほど〜！ちゃんと考えあってのキャベツなんですね。このキャベツも甘くて美味しかったです。
お店の方が野菜を入れる順番も、スープの味を楽しめるような順番なんです。
２回目のスープの時はきのこ類は入ってません。
３回目のスープの時は全てが入った状態。鶏肉のエキスだけでなく、お野菜の風味も計算されたスープなんです。
最初の画像が１回目、次が２回目、最後が３回目。
見ただけでも違いが一目瞭然。
お店の方が横にいるって緊張しない？
って思った方もいるかもしれませんが、こちらも教育を受けてるのか絶妙な会話を交わしてくださる。
入り過ぎず、引き過ぎずのテクは見習いたい！
最初にお野菜とお肉を取り分けてくださったのは２０代くらいの若いお嬢さんでした。
おじやを作ってくださったのは、ベテラン雰囲気漂う女性でしたが、どちらの方も個性があってよかったです（笑）
水炊き 水月おすすめ！
ただね、これが・・・
水月の外観です。
わかります？後ろはラブホ街
味は美味しかったのですが、ロケーションが。。。
水炊き食べた後にしっぽりと消えたいお二人には絶好のグルメスポットかもしれないですね。
ロケーションはこんな感じですが、味は美味しかったし、居心地も良いです。
詳しくはこちら
博多水炊き発祥の店 水月 福岡名物元祖 鶏肉（かしわ）とキャベツの水炊き ご予約・ご注文
駐車場は３台あり。
天神からタクシー 約10分
博多駅からタクシー 約15分
