【11/22/63】全9話のネタバレ感想 ジェームズ・フランコかっこよすぎでしょ!!
11/22/63を見ました。
内容は、ケネディ暗殺を主人公のジェイクが阻止しようとするSFヒューマンドラマです。
その過程には困難あり、切ないラブストーリーありの心に残るドラマでした。
ここからはネタバレが入りますのでご注意ください。
ジェイクは高校教師です。行きつけのダイナーの店主アルが「病気を患っててもう長くないから頼み事を聞いてほしい」と言います。
その頼み事とは、ダイナーの奥の扉から1960年にタイムスリップしてケネディ暗殺を阻止してほしい!ということ。
最初は信じないジェイクですが、扉をくぐると本当に1960年にタイムスリップしてしまいます。
アルは何度も暗殺を阻止しようとしたけど、過去を変えようとすると、邪魔が入るので失敗続き。もう、長く生きられないことからジェイクに頼みます。
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ドラマのタイトル11/22/63とは?
ケネディ大統領暗殺事件(ケネディだいとうりょうあんさつじけん、Assassination of John F. Kennedy)は、1963年11月22日金曜日、現地時間12時30分にテキサス州を遊説中であった第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディがダラス市内のパレード中に銃撃され死亡した事件のこと。
犯人とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドは、2日後にダラス警察署の中でジャック・ルビーに撃たれて殺され、裁判の場に立つことはなかった。そして後にウォーレン委員会の公式調査報告でオズワルドの単独犯行として大統領が後方から撃たれたとする結論に対して、数々の疑惑が出るなど、長年にわたって真相についての議論が続いている。白昼に多くの人々が見ている前で起こった衝撃的な銃撃による大統領の死、犯人がすぐに殺害される意外な展開、その後に暗殺の動機も背後関係も分からず多くの謎を残したまま捜査が終了したことから、陰謀説も多い事件として半世紀が過ぎた現在でも論議を呼んでいる。
11/22/63の見どころ
『ジェイクがオズワルドを止め、ケネディ暗殺を阻止する』という物語だけなら普通のドラマです。
1960年代というアメリカの人種差別的な言動が生々しく描かれていたり、セイディと元旦那とのバトルもハラハラドキドキ。
ケネディ暗殺阻止までの過程も面白く見れましたし、なんといっても最終回が奥深かった!!
運命を変えたことでハッピーになれたのか?
ハリーの運命
第1話、第3話(子供役)、最終話に出てくるジェイクの勤める学校の清掃員ハリー。
1960年のハロウィンの日、ハリーの母親と兄弟は実の父親に殺されます。命は助かったものの、幼少期の辛い経験からハリーは吃音症になります。
ジェイクが1960年にタイムスリップした時にそのことを思い出し、その事件を阻止します。母親、兄弟、ハリーは助かったものの、ハリーの父親はジェイクともみ合った末に命を落とします。
最終話でハリーの運命を変え、ケネディ暗殺を阻止した2016年(現代)に戻りますが、運命を変える前より不幸せで荒れ果てた感じのハリー。
運命を変えたのに、良いどころか悪くなってしまったよう。
セイディ
ジェイクが恋する女性。
美人で聡明。しかも、行動力があり肝が座ってる。
ケネディ暗殺を阻止する時にオズワルドの銃の弾が命中し、命を落とします。
ジェイクは愛するセイディの命を助けようと現代に戻った後、再び1960年に戻りセイディに再開。
ダイナーに入ったセイディに話しかけるもののイエローカードマン(謎の助言男)に邪魔されます。
イエローカードマンに「何度戻っても同じ運命。セイディは死ぬ運命」と言われ、ジェイクはセイディとの接触をためらいます。
そして、セイディには自分の名を告げずに別れ、現代に戻ってくる。
現代に戻り高校教師に戻ります。
結局、何も変わってない世界。
何も変わってない世界では、ハリーも清掃員。吃音症は治ってません。
でも、運命を変えた時より幸せそうでした。
何も変わってない世界には、もちろんセイディもいません。
胸にはぽっかり穴が開いた状態。
いてもたってもいられず、セイディの名前をネットで検索すると情報が出てきた!!
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2016年のセイディと再開
なにやらセイディの名誉を讃えたパーティーをするよう。
それにジェイクは参加します。
おばあちゃんになったセイディですが、ちゃんと生きてて、人からも慕われてたご様子。
セイディの元旦那につけられた顔の傷もありませんでした。
ジェイクと恋愛関係にならなかった事で元旦那に傷つけられることがなかったのかな。
ジェイクはタイムスリップしてた時にセイディと踊った曲をかけ、「一緒に踊ってもらえませんか?」とセイディを誘います。
ダンスをしながらジェイクはセイディに「幸せな人生でしたか?」と質問。
セイディは「幸せだったよ」と答える。
感想
あの時こうすればよかった。とか、あんなことしなきゃ人生は違ってた。と思うことはあるけど、このドラマでは結局、運命を変えない方が幸せなんです。
ジェイクが好きで好きでたまらないセイディのために身を引くシーンが切なく、感動しました。
自分よがりな恋愛じゃなく、相手の幸せを思って行動するジェイクが素敵!!
『愛する人の幸せが僕の幸せ』ってやつなんです!!
慈愛の精神ありすぎでしょ!!
優しくて、思いやりがあり、正義感もあるジェイクの人間性も素敵ですが、ジェイク役を演じたのがジェームズ・フランコ。
ジェームズ・フランコ
スパイダーマンの悪役のハリーです!(と、言っても私スパイダーマン観たことないんですが・・・)
主人公のピーター役でオーディションを受けたけどハリー・オズボーン役になったらしいですよ。
主人公は冴えない青年だから、ジェームズには向きませんよね!
この洗練されたお顔立ちはどんなヘンテコメガネかけても、もっさくはなりませんね。
この少しタレてるこの目!!
この色っぽい目で、おばあちゃんになったセイディを愛おしく見つめるんですよ。
こんな目されたら確実に落ちます。
そして、汚らわしさを微塵も感じさせない無精髭!!
大抵の女性はこの顔、好きでしょ!!
こんな表情も♡
こんなクシャッと笑われたらたまりませんよ!
最後の方はイケメンに興奮するアラフォーおばさんが出てきてしまいましたが、1〜8話は展開を楽しめて、最終話は感動でした。
世界的なベストセラー、スティーヴン・キングとハリウットのヒットメーカー、JJ・エイブラムズがタッグを組んだ作品、面白くないはずがない!!