ウェントワース女子刑務所シーズン7第6話のネタバレ感想 マリーとメイ、対照的な母の形
前回の感想で犯人はマリーではないんじゃないか?と予測しましたが、とんだ名探偵気取りでした。
犯人は間違いなくマリーですね(゚∀゚)
リズの持ってたメモがマリーの手に渡ったことで、リタとマリーが対立が始まりそうです。
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あらすじ
ブーマーは仮釈放間近、1日外出をすることが認められた。
迎えにきたのは、一度も面会に来なかった母親のメイ。
ブーマーは無事1日外出を終えられるのか?
一方、ウェントワースではマリーの息子を殺した犯人を示すメモが見つかった。
犯人を知ったマリーは行動を起こす。
ブーマーの1日外出
母親と一緒にソフトクリームを食べ、満面な笑みを浮かべるブーマー。
母親が妊娠中に大量のお酒を飲んでたのが原因で、発達障害になってしまったことを恨んでるブーマー。
だけど、母と楽しい時を過ごすと、今の気持ちを思いっきり表現するところが可愛いです。
母親のメイ、思い出の海岸にブーマーを連れて行ったのも、悪かったという気持ちがあったからだとは思います。
メイは結婚と離婚を繰り返してたようだけど、娘たちに全く愛情がなかったわけではないと思うんですよね。
メイがブーマーの真面目な性格を褒めるシーンもありました。
いつもヘラヘラしてるようでも、ブーマーは役割を与えるとしっかりこなします。
そういうのはブーマーをちゃんと見てないとわからない。
メイの愛情が垣間見れるシーンもあったけど、彼女は目先のことしか考えられないんだと思う。
2人でソフトクリームを食べ楽しそうにしていても、金儲けの電話がかかってきたらそっちが重要。
ブーマーは名残惜しそうにしつつも、母親の強引な行動に引っ張られてしまう。
いくら母親でも、もっと強く拒否することも出来るのに、しないところがブーマーのお人好しなところ。
メイが窃盗行為を働いて、2人とも刑務所に送還されてしまうという最悪な1日外出で幕を閉じました。
メイは身体検査を受けてる時に泣いてましたが、まさかの初犯?
アル中で、男癖も悪くて、貿易という名のせどり商売やってる女が初犯なのに驚き。
ブーマーはとばっちりを食ったわけですが、仮釈放は遠のいてしまうんでしょうか。
ジェイクそれあかん
薬が効いたのか、リズの記憶が戻りつつあります。
リズの記憶が断片的に戻ったばかりに『ルビーが犯人』と書いたメモが、ザラが書いたものだと言ってしまいました。
リズが言わなくても、マリーはルビーに復讐そいたと思いますけどね。
薬の投与が効いてるみたいなんだけど、これが違法だったとは。
ミラー医師も危ない橋渡ってるんですね。
規則でダメなことでも、本当にリズの認知症を治してあげたくてした行為なので、揉み消してあげたい。私なら揉み消す!
ジェイクが気づいたっていうのが悪かった。
自分も散々悪いことしてるから、潔白な人間なんていないと思ったところが憎めない。
ミラーとヴェラの仲を嫉妬しての行動なのも憎めない。
超あせってますね。
なんだけど、これヴェラにバレたら確実に嫌われる。
人の足を引っ張って、好きな人の気を引こうとしたらダメ。
自分自身、何も進歩してないうえに、人の不幸を喜ぶなんて、むしろ退歩してる。
ヴェラを振り向かせたいんだったら怒ったらダメ。
「俺が父親なのに何も知らせてくれない」とか、お前の言えた立場ではない。
現状、ヴェラの方が立場が上なんだから下手にでないと。
桜井さんも言ってたでしょ。恋はシーソーゲームなのよ。
マリー
前回の感想記事に「マリーが犯人ではないかも」と書きました。
彼女が犯人なら、なぜそんな行動をするのか?と思うことがあったんだけど、刑務所内で優位に生き抜くための消去法行動だったようです。
あの時はトップドッグ総選挙が行われてた。
もし他の人がトップドッグになったら、おカズ殺しの犯人で危険が伴う。
有力候補のコスタを犯人に仕立て、自分がトップドッグになれば刑務所内での安全を得ることができます。
『血のついたジャケット』という、最大の証拠を差し出したのも背に腹は変えられなかったのでしょう。
とりあえず総選挙をしのげば、囚人たちをコントロールできますもんね。
看守長がウィルなのも好都合。自分にメロメロな男を操るのは楽なもんです。
さすがに、薬物所持での独房は出してもらえなかったね。
こんな顔して泣き叫ぶのは余計に逆効果。ウィル引いてたやん。
ルビーが息子殺しの犯人だと知った時、こうなってしまったのは自分のせいだと反省してました。
そうだけど、殺すのはどうなん?と、ルビーの懺悔を許すことはできなかった。
「息子と同じ目に〜!!」
のところで独房行きになったマリーですが、母親は自分のことより子供のことの方が大切というのが現れた行動ですね。
復讐しても息子は帰ってこないけど、我が子を失ったら殺した相手を苦しめて殺したい。
このあと、終身刑になっても死刑になっても構わないくらい自分のことはどうでもいいんです。
ビーもそうでした。娘の敵討ちに闘志を燃やしてました。
復讐をしても子供が喜ばないというけど、子供を殺した相手がのうのうと生きてるのを許せないのが親心なのかもしれない。
我が子は命絶え、もう恋もできない、新しい家族を築くこともできない。
なのに犯罪者が普通に生きてると思ったら許せないものなのかも。
ウェントワース女子刑務所シーズン7第6話の感想
第6話のタイトルは『母』でした。
マリーとメイは対照的な母親像です。
マリーは我が子のためなら自分の命まで差し出す母。
メイはセッコイ窃盗ごときでブーマーを巻き込み、少しでも自分の罪を軽くしようとする母。
マリーは息子を失って復讐心を燃やしてますが、こうなる前に息子のことをもっと見てあげるべきだったよね。
暴行事件で学校を転校してるってことは息子の素行を知ってたわけだし。
メイ同様、「忙しいから」という理由で放置してたツケがこういう形で巡ってきた。
自分にも言えることですが、大切な存在を失ってから後悔しないような行動をしなくてはいけませんね。
ルビーはどうなるのでしょう?死んでしまうのでしょうか?
おカズが死んだばかりなのに、また死者出すって殺しすぎじゃない。
おカズの死をもっと尊厳あるものにするのなら、雑魚キャラ以外は殺さない方が良いのでは。
ブーマーのおかんが新キャラとして投入されたってことは、ルビーが死ぬということなのかなぁ・・・
新キャラのナレルの意味もあまりなく、キャラ渋滞しそうなので、これ以上増えなくてもいいような気もします。
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