【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】シーズン3第12話を見たネタバレ感想 守るべき存在のためには犠牲は必要だけど失うものも大きい。
いよいよシーズン3クライマックスへ。
タイトルは『犠牲』
大切なものを守るには犠牲は必要なんです。
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あらすじ
マーサから良い報告が。
イゼベルの店のビリーがジューンの計画に乗ることになった。
決行は1週間後に決まったがエレノアが計画を打ち壊しそうな雰囲気に。
一方、ウォーターフォード夫妻がカナダに捕らわれ、ウィンズロウは失踪し、再びローレンス司令官が権力を握る。
ハンドメイズ・テイル 侍女の物語シーズン3第12話の感想
私たちは常々選択して生きてます。
些細なことから大きなことまでありますが、選択するということは選ばない方は、その未来がないってこと。
もし着る服を選択するのなら、今日はその未来がないけれど明日はその未来があるかもしれません。
ですが選択というのは一生、その未来が訪れない『犠牲』という形になることもあります。
今回のタイトル通り、二大ヒローインのジューンとセリーナが守るべきもののために犠牲者を出しました。
セリーナ
やはりセリーナがフレッドをカナダに売ったんですね。
実の旦那と、自分の子でも旦那の子でもないニコールにそこまでする必要があるのかと、私がセリーナの立場だったら思っちゃうんですけどね。
血が繋がっていなくても待ち望んでた我が子の方が大切な存在。
セリーナはフレッドを犠牲にしました。
なんだけど、面会の時に「ニコール、ママよ〜」と呼び掛けた時に、立会人の女性に不適切な発言だと注意されてました。
フレッドを裏切ったけど、一番大切なニコールが手に入るかは不明です。
これでダメだったら、セリーナは何もなくなってしまいますね。
カナダに捕まったときのフレッドは「セリーナに手を出すな!」となかなかの男気を見せてました。
フレッドは囚人扱いされてもいいはずなのに、セリーナ同様の快適そうな部屋で過ごしてる。
今後、どうなるのかな。
ジューン
子供を亡命させると計画してるジューン。
この危険で大それた計画もなんとか進みそうな予感。
ところが、エレノアが邪魔になりそうな雲行きになってきた。
自分が支えてる主人の前で、主人の奥様の腕を掴み強い口調を放つジューン。
ローレンス邸の権力者は完全にジューンです。
ジューンも大切な計画を成功させっるためには、エレノアに犠牲になってもらうしかないかった。
薬の大量摂取を見て見ぬ振りをしたってことは、これも殺人です。
ジョセフはこの真相を知らないようだけど、これを知られたら計画が実行されなさそうですね。
ボスはジューンだけど、この計画を実行するには権力者の力が必須。
フレッドがルークとの面会の時に「彼女は変わった、以前のジューンではない」と言いました。
フレッド、「俺が変えた」と俺様発言してたかな?
ルークはそれを信じたくなかったけど、ジューンは確実に変わりました。
目的のためなら人を見殺しにできるようになってしまった。
目的に向かって走ってる時は『これもしょうがない。目的のためには犠牲が必要だ』と思えるのですが、その目的が失敗に終わった時に自分がしてきたことの罪の重さに苦しくなるでしょう。
第12話ではジューンもセリーナも犠牲者を出してまで、自分の守りたいものを優先させました。
だけど、この二人はまだ何も得てません。
犠牲を払うだけの価値ある行動になるのでしょうか?
次回はいよいよ最終回。
その結末が観れるかな?
ハンドメイズテイル シーズン3第13話最終話の感想はこちら>>
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