小学生の家庭学習教材はどれが良い?人気の5社を比較検討!家庭学習の6つのメリットとは?新1年生は子供チャレンジ、高学年でポピーに切り替えた理由
コロナウィルスの影響で新学期からも休校が続く学校が多く、勉強の遅れが気になりますね。
「みんな学校に通えない。学力低下は我が子だけではない」と思いますか?
この時に勉強するか、何もしないかで大きく差が開きます。
そこで!簡単に始めやすく、家でもできる家庭学習教材をご紹介します。
家庭学習歴10年以上の主婦が思った感想を交えてご紹介します。
家庭学習6つのメリット
実際に家庭学習教材を始める前には気づかなかったメリットがあります。
塾ではなく、家庭学習を選んで良かったと思った6つのメリットとは?
経済的
塾ではなく、家庭学習にした1番の理由はお金です。
我が家の娘2人には、名門校に進学して欲しいとは思ってません。
頑張らなくてはいけない時に、頑張れる人間にはなってほしいと思います。
学校の勉強を理解できる学力で満足なので、塾ではなく家庭学習で十分だと思いました。
塾や学習教室に通う場合、費用は月に10,000円以上かかることがほとんどです。
一方、家庭学習にかかる費用は月5,000円程度とリーズナブル。
ちなみに我が子は2人あたり月4千円弱です。
学習習慣が身につく
習慣はとっても大事。
『毎朝、毎晩歯を磨いてるから歯を磨かないと気持ち悪い』なんてことありますよね。
勉強も学習づけることで当たり前になると、するのが当然という感覚になります。
とはいえ、我が子たちは勉強が好きなわけではありません。
家庭学習や宿題を終えた対価として、ゲームの許可を出してます。
1日置きに2人で1時間ゲームをして良いと言ってますが、家庭学習、学校の課題、習い事の練習、部屋の掃除(女の子ですがめちゃ汚部屋です´д` ;)をしたら、ゲーム時間を1時間延ばしてます。
勉強は本人たちのためになることなので、対価がなくても黙ってやって欲しい。
だけど誰だって嫌なことは、ご褒美がないとヤル気になれないですよね。
『学習習慣がつく』だけだと語弊がありますが、ゲーム時間延長とセットで家庭学習に毎日取り組めてます。
体調や予定に合わせて学習できる
塾や学習教室だと、先生の都合も考慮しなくてはいけません。
「この時間に行きたい」と思っても行けない事もあり、1コマの時間を分割する事もできません。
家庭学習なら旅行に行ってる時でも隙間時間に学習できます。
フレックスタイムを使えるのは、子供たちにとっても良い事なんです。
6年生の長女は「朝の方が頭がスッキリして勉強がはかどる」と言ってました。
塾や家庭教師だと、早朝6時からは無理です。
自分のヤル気が起きた時にできるのも家庭学習の良い点です。
親子のコミュニケーション時間が増える
わからない問題があった時、親が教えることになります。
自ずと子供と接する機会が増えます。
親からしたら「勉強を教えてるだけ」と思うかもしれませんが、子供からするとどんな時間であれ、自分のために時間を作ってくれることは愛情を感じる行為なんです。
親が自分に向き合ってくれるという経験は信頼関係も育てます。
子供との時間を作るのは自立にも有効です!
子供の学力をリアルに把握できる
子供の教材を採点することで、得意不得意が見えてきます。
小学校6年生の長女は算数の『割合』が苦手で『面積』が得意。
同じ算数でもテストや通知表を見るだけだと「算数が苦手なんだ」としか思えなかった部分でした。
国語も理科も全てできないのではなく『こういう問題が苦手』というのがわかります。
長女は文章を最後まで読もうとしない傾向があります。
算数に苦手意識を持ってますが、算数より文章の理解力が低いとわかりました。
安心して学べる
自宅にいながら勉強できるのは、今のような事態でも安心して勉強ができます。
ウイルス感染、不審者、交通事故に遭うリスクが減ります。
親が塾まで送迎する必要がないのも楽な点です。
家庭学習に向かない性格は?
家庭学習に向かない性格もあるでしょう。
これは子供の性格というより、親の性格にかかってると思います。
小学校1年生は従順。
親がしなさい!と言ったら、嫌でもやってくれます。
中学年や高学年から始めようと思うと難しい部分もありますが、何かしらのご褒美を餌にすると良いかもしれません。
我が家ではゲームの前、お小遣いを餌にしてましたが、これは効果的ではなかったです。
勉強はしなくてはいけないと子供も分かっているので、あの手この手でさせることは可能です。
ですが、親がやる気がないと家庭学習を子供にさせるのは難しいでしょう。
家庭学習の最大のデメリットは親が勉強を見てあげなきゃいけないこと。
- 子供に教える時間がない
- 小学校の算数が教えれない
- 全く理解できない子供にイラッとしてしまう
という、ご両親には向かないでしょう。
親が確認しないと、子供もそのうちやらなくなります。
国語、理科、社会は答案用紙を見て、答えを教えてあげるだけで良いかもしれませんが、算数は高学年になると親も理解してないと教えにくいかもしれません。
私もよくしてしまうんですけど、教えながらイラついてしまうのもよくありません。
「なんでわからない?」と何度教えても理解しなかったり、同じところを間違えるとイラッとしてしまいます。
怒ると子供が親の採点時間に恐怖を感じ、ますます勉強をしたくなくなります。
わからないことは悪いことではありません。
わからないところが見つかったというのは良いことです。
子供がわからないのは親の教え方が下手だから。
自分に責任があると思い、根気よく教えましょう。
イラッとしてきたら『これは自分のためではなく、子供のため子供のため・・・』と言い聞かせ心を沈めます。
それでも無理なら、翌日に持ち越すか、旦那さんや奥さんに丸投げしましょう。
実家に帰省した際には、おじいちゃんに丸投げしました。
人気の家庭学習5社を比較検討
人気の家庭学習はこの5社!
ポピー
40年以上の歴史をもつ家庭用学習教材です。
小学ポピーのテキストは学校の教科書に沿った内容で構成されていて、テキストに教科書のページも記されているので、学校で習った内容を家庭で復習できます。
料金:1ヶ月2,700円〜
ブンブンどりむ
明治大学教授・齋藤孝先生監修!
小学生の作文力アップに特化した通信教育 ブンブンどりむは、作文の力を基礎から身に付けることができる作文力アップに特化した小学生向け通信教育。
マンガも交えたわかりやすく楽しいテキストで、家庭学習の習慣をつけることができます。
添削指導は月2回あり、親の採点不要。
料金:1ヶ月4,510〜(12ヶ月1回払い)
デキタス
30年以上、進学塾を運営している城南進研グループが監修しているので、楽しみつつもしっかり学習が定着できるような作りになっています。
学習した後にできる、ゲームやかわいいキャラクターが人気。
普段ゲームをすることが好きな子にもおすすめのタブレット学習 です。
低学年でも高学年でも3,300円で利用できる低価格。
基本教材に加え英語まで学習できます。
料金:1ヶ月3,300円
進研ゼミ
小学生の利用者数No.1!
紙とタブレット教材のいずれかを選択可能。
つうしんぼや努力賞制度など、子どものやる気をサポートしてくれるシステムが充実。タブレット教材を使用するチャレンジタッチであれば、英語4技能が学べる英語講座が受講費に含まれる他、通常の1.7倍の追加学習も無料、漢検とプログラミング学習も無料と、紙の教材と比べてもコストパフォーマンスが高い。
料金:1ヶ月 2,980円〜(12ヶ月1回払い)
スマイルゼミ
ジャストシステムが提案する幼児、小学生、中学生向けタブレット型通信教育サービスです。
ジャストシステムは、全国の公立小学校の約8割で活用されている小学生向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」 や学年に応じて習った漢字のみを変換してくれる「ATOK」スマイルを開発する等、 約20年前から教育現場で向き合ってきました。タブレットで本当に子どもが理解できる学習法は何がベストか? それを突き詰めたのが「スマイルゼミ」です。
料金:1ヶ月 2,980円〜(12ヶ月1回払い)
まなびwith
「かんがえる力」「ひらめく力」「つたえる力」を育むオリジナルカリキュラムを提供する「小学館」の通信教育教材。
小学1年生は基礎問題から応用問題までしっかりカバー、小学2年生は自ら学習に取り組む姿勢を育成する。
小学3年生は自ら興味・関心を持ち、学力の土台を作り、小学4年生は苦手を克服し、得意を伸ばす。
小学5年生は柔らかい頭で自ら考える力を重視、小学6年生の総まとめで自立型学習を完成させる。
まなびWithでは自身の学年はもちろん、下のコースや上のコースの受講や複数講座の受講にも対応。
料金:1ヶ月3,378円〜(12ヶ月1回払い)
我が家が選んだ家庭教材
人気5社の家庭教材の無料お試しを利用し『進研ゼミのチャレンジタッチ』を選ぶことにしました。
決め手は『九九ソング』です。
チャレンジタッチでは『コラショ』というキャラクターがいて、そのキャラクターと一緒に九九ソングを歌って覚えるというのがあります。
長女の時はなかったのですが、次女の時は『九九ソングウォッチ』のプレゼントがありました。
次女は今年から2年生。
1年生の終わりにこの時計が届き、2年生になる前に九九を全て覚えました。
九九だけでなく楽しく学べ、ポイントを貯めるともらえるプレゼントもあります。
低学年はオマケだったり、楽しいということが家庭学習するきっかけになると思いました。
進研ゼミは、タブレットと紙の教材どちらかを選べます。
我が家はタブレット教材にしました。
小学校1年生の国語は、字を綺麗に書くことを重要視します。
タブレット教材は、字を綺麗に書く練習にならないと思いましたが、初めての勉強で家でも学校でも紙と鉛筆ではストレスが溜まる。
綺麗に書くことより、ゲーム感覚で勉強ができ、勉強が楽しい!と思える方が良いと思いタブレット教材の『チャレンジタッチ』にしました。
タブレット教材だと、親が採点しなくて良いのも楽です。
タブレットだけだと不安な気持ちもありましたが、学期末には紙の教材も送られてきます。
完全タブレットだけじゃないところも決め手の理由です。
低学年は子供チャレンジタッチ、高学年でポピーに切り替えた理由
小学校6年間、タブレット教材を使う予定でいました。
ですが、長女が4年生の時にタブレットの落とし穴に大きくハマり、途中から教材を紙教材のポピーに変えました。
タブレット教材のデメリット
タブレット教材のデメリットは、字が綺麗に書けないだけではなかったのです!
タブレット教材は選択問題が多く、当てずっぽうでも答えが当たる時もあります。
間違えてやり直しする際は、消去法で答えを書いて当たる事もあるでしょう。
それでは勉強にならないと思いました。
他にも、チャレンジタッチのアピールポイントであり、ウィークポイントでもある、タブレット内のゲームや動画。
このゲームや動画も変なものではなく勉強になるものなのですが、こっちばかり見すぎて肝心の勉強が疎かになってました。
ゲームや動画の視聴を制限できるか、カスタマーセンターに聞いたけど、できないと言われました。
「動画やゲームは勉強した後に30分まで」と言ったけど、約束を何度も破られ、紙教材に変えました。
進研ゼミにも紙教材はありますが、ポピーにしたのは安かったのと、余計なものがごちゃごちゃついて来ないから!
安いのは、進研ゼミのようにプレゼント企画が少ないからだと思います。
ポピーを利用して思ったのは『復習』教材と書いてるけど、5年生からは予習的な感じでした。(担任の先生の進み具合かもしれませんが・・・)
学習できれば、予習でも復習でもどちらでも良かったので今も使い続けています。
人間の脳みそって、一度聞いただけ、見ただけでは知識が定着しないようになってるんですって。
天才ではない限り、反復練習で知識を定着させるしかないそうです。
だから公文式が効果あるんでしょうね。
公文式はただひたすら同じ事やる勉強、シンプルにコツコツやるのが一番って事です。
学校で新しいことを学び、家庭学習で同じことを何度もすることで知識となる。
これが逆でも良い。
家庭学習で教科書見ながら、参考書見ながら問いた問題を学校でもう一度習ったら、記憶として残るわけです。
ぶっちゃけ、教材なんてなんでも良いのかもしれません。
ですが、自分で作るのは難しいし、一度覚えても遠い記憶になってしまうと、また忘れてしまう。
付かず離れずの感覚くらいで、学校と家庭教材で学び、知識として定着させたり、何度もやることで理解力が深まれば、勉強がわからなくなることはないんじゃないかと思います。
まとめ
家庭学習を始めたのは、学校の授業に遅れないために始めました。
こんな不測の事態になるとは思ってなかったけど、学校で学べない代わりの場所があって良かったと思ってます。
学校が通常通りに通えても、学校で学んだことを復習や予習することで知識となります。
そして、好きではない勉強をすることで、嫌なことでも頑張らなくてはいけない事を身に付けさせたかったのです。
学歴が全てだとは思いませんが、人生はダラっとしたい時でも頑張らなきゃいけない事だらけです。
しんどい時に頑張る努力を小さいうちからしていると、大人になっても頑張る癖がつくと思います。
頑張る方法はなんでもいいけど、娘たちは特にやりたい事はありません。
何もないならと思い、学習させることにしました。
今のところ家庭学習の効果は現れているようで、6年生の長女は勉強についていけてます。
「やらなきゃいけないな。。。」と言いながらも、頑張って取り組んでます。
次女はまだ2年生なので、これからどうなるかですね。
今は楽しくチャレンジタッチをやってます。
長女のポピー採点はめんどくさいけど、わからない問題がわかった時に、パッと明るくなる長女の表情がたまらなく好きです。
教える時、記憶に残りやすいように物語形式で教えます。
ゲームを早くしたい長女からすると、話が長くなりうざいでしょうけど、そこからいろんな話に脱線するのも楽しかったりします。
子供に関われる時間はあっという間。
家庭学習は学力向上だけでなく、親子のコミュニケーションツールとしても良いと思いますよ^ ^
人気の家庭学習5社、全てお試し無料体験できます!無料体験後、しつこい勧誘などはなかったです。