【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】シーズン２第１２話を見たネタバレ感想 そこまでせんでも
ギレアド的法律でまた犠牲になる人が出ました。
ギレアドの法律は聖書に基づいたもの。
解釈の仕方でどんな風にも捉えることができる。
そこまでする必要はあるの？
『愛は寛容である』ってなんですか？
人をこんな形で罰するのが寛容なの？狂ってるぜ。
【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】シーズン２第１１話の感想はこちら
umidoranichiria.hatenablog.com
あらすじ
その後、オブフレッドは保護されリディアおばのいるセンターへ戻る。
赤ちゃんはニコールと名付けられセリーナが世話をし、娘から引き離されたオブフレッドは搾乳するのみ。
オブフレッドのお乳の出がよくないため、娘に会うことを許される事となる。
お乳の出が改善した事を見て、リディアおばはフレッドを説得し、オブフレッドをウォーターフォード家に戻すが、セリーナは激怒して娘に接近させない。
一方、エミリーは４組の夫婦に拒否されたのち、ジョセフ・ローレンス司令官の家に迎えられることになる。
イーデンとアイザックもついに行動。
愛を貫く2人だが、彼らに幸せは訪れるのか？
さすがオブフレッド！
出産後、屋敷から連れ戻されたオブフレッド。
セリーナが言ってた通り、産後はウォーターフォード家を追い出され、赤ちゃんのために搾乳をする毎日。
リディアおばに調教されたセンターで生活してるようです。
罰はないの？と思いましたが、急に産気ついたということで屋敷で出産したという言い訳が通りお咎めなし。
ニックも罰を受けることはありませんでした。
フレッドが根回しをしたようです。
バレたらフレッドもヤバイもんね。
そして、リディアおばからこんな情報が。
「あなたは人気が高い。たくさんの司令官からお声がかかってる」
さすがオブフレッドです！
容姿もいいし、性格は知れば知るほど手強いけど外面はバッチリですもんね。
賄賂として焼き菓子なんかも差し入れされてた。
それに調子に乗ったオブフレッドが、「焼き菓子よりケーキがいいわ」と言うシーンがよかったです。
リディアおばもこの返答を聞いて「調子に乗るんじゃありません」と軽くあしらう。
やっぱり、需要と供給。
価値高い人物は侍女であれ、蔑まれることはない。
オブフレッド侍女界の女帝の地位を物にしましたね。
リディアおばの攻めどころ
オブフレッドは出産前に赤ちゃんを守って欲しいとリディアおばにお願いしてた。
リディアおばのはからいで、ウォーターフォード家に戻るようになるのかと思ったけど、セリーナの方が地位が上。
その願いは叶わなかった。
お乳を搾乳してニコールに届けてるものの、日に日に搾乳が減ってることでリディアおばが一肌脱ぐ。
この件に関してはセリーナに権限がありそうだが、セリーナを攻めても落ちるはずがない。
そこで横から固めることにした。
フレッドを落とす作戦に。
久々に我が子に会ったオブフレッド。
だけど、抱かせてもらうこともできない。
オブフレッドはニコールを見た瞬間、ホルモンが刺激されたのかお乳が溢れ出す。
この時、侍女服の乳首のあたりが濡れるんだけど、フレッドの『お！』というような表情が最高でした。
妊娠してる時もオブフレッドの乳を揉みながら「いい感じになってきた」と言ってた。
母乳フェチか？
とにかく、リディアおばの作戦は成功。
試しにオブフレッドをウォーターフォード家に戻し、搾乳経過を見ることになった。
不覚にもフレッドに萌え
ウォーターフォード家に戻ったオブフレッド。
セリーナはもちろん、いい顔してない。
あの屋敷での喧嘩以降、セリーナの方がフレッドより立場が強くなったように見えました。
現実世界でも不倫がバレた夫が妻に弱くなるのは当然ですよね。
オブフレッドが帰ってきてフレッドは気になってたことを聞く。
「セリーナとの喧嘩を聞いたか？」
「私と帰りたくなくて隠れてたのか？」
「君のために危険を承知でハンナに会わせた」
などなど、フレッドはオブフレッドのことが好きなんですよね〜。
嫁との喧嘩は好きな人に聞かれたくないよね。
そしてフレッドはオブフレッドも自分のことを好きだと信じたいようです。
セリーナから聞いた言葉も信じたくない。
オブフレッドはまたまた気を持たすような返事をする。
フレッドはこの言葉を信じるというか、信じたいよね。
そしてハンナに会わせてくれたお礼を言う。
その時にフレッドが言った言葉が！！
「礼はそれだけか？」
と言ったんです。
これね、フレッドが言った言葉なのに不覚にもキュンとしちゃいました。
実は言われたことがあって、これ言われると、まあ言い方にもよるんですけど「何したらいい？」ってなるんですよ。
何を言われるかわからないドキドキと、このちょっと意地悪な感じがたまんないんですよね〜。
あれ？マゾ気質ってバレちゃいました？（笑）
オブフレッドは「またスクラブル（ゲーム）をしましょう」とSっ気全開の返し。
お見事でございます〜！＿φ(￣ー￣ )メモメモ
エミリーの配属先
エミリーは前の家での儀式中に司令官が亡くなったことで、貧乏神のレッテルを貼られてるのでしょうか？
配属先が決まらず、いろんな家でチェンジを食らってるようです。
やっと配属先が決まったのですが、その家は司令官でもトップクラスのお偉いさんのよう。
白髪とヒゲがダンディなジョセフ家に引き取られ、オブジョセフになりました。
このジョセフさんの家が奇妙。
女中は雑だし、奥さんも精神的に病んでるよう。
ジョセフ氏はコロニーを作った非情な男性。
これから何が起こるのやら・・・
イーデンとアイザックの行く末
前回イーデンはアイザックとキスし、ニックからは拒まれ、乙女の心は揺れに揺れまくったました。
イーデンはオブフレッドに「愛と赤ちゃんを手にすることができたらどうする？」と意味深な質問をしてました。
それにオブフレッドは「ためらわずに愛を掴むべきよ」と答えました。
これが後押ししたのか、真実の愛を貫くことにしたイーデンはアイザックと駆け落ちする。
が、即捕まり、お仕置きされる。
ギレアドでは不倫はご法度。
司令官であっても罰を受ける行為です。
罪を認めたら体罰だけで済んだっぽいんですが、ニックの説得も虚しく「愛を貫きます」と言ったイーデン。
イーデンとアイザックは『姦淫の罪』という実刑をくらい溺死させられることに。
ギレアドの法律が無茶苦茶なのは知ってましたが、人を本当に愛することが罪になるってどういうことですかね。
不倫するカップルも私は悪いとは思いません。
人を好きになってしまうのは理屈じゃないんです。
そこに真実の愛があればですけどね。
不倫は大概お遊びなんですよ。
だから肉欲の塊どもめ〜！と思う。
でも、不倫してる人や不倫してる芸能人のこと、何も非難はしませんけどね。
私の友達に不倫してる子がいました。
結局別れましたが、その２人は本物っぽかったですよ。
そして、常に辛そうで罪悪感を持ってました。
不倫を応援はしないけど、どうにもならない気持ちってあるんだと思いました。
人の行動には何かしら理由がある。不倫はほっといてあげたらいいと思います。
ハンドメイズ・テイル 侍女の物語 シーズン２第１２話の感想
なんといってもイーデンとアイザックの溺死の刑！
競技用プールはあんなことに使うためにあるんじゃない。
実際に、不倫が罰せられる国もあるんですよね？
そう思うと日本は自由だと思います。
でもそのうち、不倫という行為自体無くなるんじゃないかと思ったりもします。
私は昭和生まれですが、平成生まれの子って欲望が弱くありません？
人に非難されてまで何かを成し遂げる子が少ないような気がします。
空気を読み、周りとの調和を大事にしてる子多いな〜と思う。
中にはガッツリした昭和気質の子もいると思うけどね。
相手の出方をすごく気にするので、人様の奥様を取るなんてないんじゃないでしょうか？
『そこまでやるのって、めんどくさくね？』
『そんなに好きかどうかわからないし』と、クールなかんじ。
昭和は競ってナンボな男が多いから、人のものがよく見えるんでしょうね。
あ、ゆとりの方々気に障りましたらごめんなさい。
私の周りのゆとりはみんながっつきがなく、相手の出方次第って感じなので。
ジューンとニックが我が子を抱けないのも切ないですね。
ジューンなんて、我が子の洗濯物の匂い嗅いで我慢してるんですよ。
キッツイわ〜。
ジューンとニックの幸せ妄想物語はほっこりしました。
妄想論を繰り広げるの私も好きです。
ただ、叶うことがなくて少し虚しくなっちゃうけどね。
さあ、さあ、ハンドメイズ・テイルシーズン２も残すはあと１話。
最終回はどんな展開が待ってるのでしょうか！
【ハンドメイズ・テイル 侍女の物語】シーズン２第１３話最終回の感想はこちら
umidoranichiria.hatenablog.com
ハンドメイズ・テイルはhuluの独占放送 トライアル期間は無料で見れますよ！
