【土屋鞄のランドセルを5年使った感想】注文殺到の理由はここにあり！メリットやデメリット、修理保証やおまけの違いなど
ランドセルはもう決まりましたか？
年々、新しいランドセルメーカーができたり、大手カバンメーカーのPORTERからランドセルが登場したり、ランドセル戦争は激化してます。
その中でも根強い人気のランドセルといえば『土屋鞄のランドセル』
上の子が土屋なら、下の子は有無も言わず土屋になるくらいリピーターが多い。
そんな私もリピーターの1人です。
土屋鞄のランドセルは、なぜそんなに人気なのか？
実際、利用してる子供の声や、周りの土屋ランドセル愛用者の生の声を元にデメリット、メリットをご紹介します。
土屋鞄ランドセルの特徴
1965年、東京の下町で土屋鞄のものづくりは始まりました。
「こどもたちが毎日使う鞄」
そのことを心に刻み、300以上の工程をただただひたむきに重ねています。
使用する革選びに強いこだわりがあり、職人によって厳しい目で選定した革のみを使用してます。縫製も熟練の職人が一つ一つ丁寧に仕上げています。
６年間、毎日使用するランドセルは丈夫に作ることも大事な要素。
細かい部分にも手を抜かず、全ての工程を手作業で仕上げているため、6年間という長期の使用に耐えられるランドセルとなってます。
デザインが優れているのも、人気の理由の一つ。
カラーバリエーションが豊富でパステルカラーのランドセルもありますが、その配色は土屋ならではの優しい風合い。
合わせる金具にもこだわりを感じる洗練されたデザインとなってます。
西新井工房と軽井澤工房には、職人たちの様子が見られる見学スペースがあり、ランドセルが出来上がる工程も見れます。
メリット
実際に使用してる我が子や、友達の子供のランドセル使用感を元にメリットを解説。
高品質で大人も納得のデザイン
土屋鞄のランドセルは見た目がいい！
水色や紫など子供は選びたがるけど、大人は勘弁してほしいカラーでもあります。
パステルカラーは汚れが目立つし、安っぽく見えるんですよね。
ですが、土屋のパステルカラーランドセルは全然安っぽくない。
風合いが柔らかで、カラーに合った金具を使用しているためデザイン性を感じる一品となってます。
昔ながらの赤と黒のランドセルもありますが、この赤と黒も毒々しくなく気品を感じる仕上がり。
革と一重に申しましてもピンからキリまで質感があります。
厳選された革を使用してるので安っぽさがないのでしょうね。
縫製もしっかりしてます。
某地元のランドセルは職人の手作業なのですが、縫製が若干荒い。
近くで見なきゃわからない程度だけど、土屋と比べると仕上がりの落ち度が見受けられました。
おまけも可愛く、高品質
土屋鞄のランドセルを購入するとオマケがついて来ます。
2020年度はこの６点
引用元：https://www.tsuchiya-randoseru.jp/c/support.php
- ランドセル
- ランドセル袋
- きんちゃく
- 雨カバー 5
- 革製のレターセット「かぞくのおてがみ」
- ランドセルのサポートブック
長女のランドセル、2015年度購入時にはこんなオマケでした。
布製バッグとキーホルダー
シンプルなデザインで男女ともに使えます。
オマケがとても使える。
大人が使っても恥ずかしくないくらいの品質です。
保証がしっかりしてる
６年間使うランドセル。
デザインも重要だけど、使い心地はもっと重要。丈夫さは、さらにさらに重要。
ママ友は娘が欲しいと言ったデザインの格安ランドセルを購入して、2年持ちませんでした。再度購入したので節約するつもりが余計にお金がかかってしまったという、失敗談もあります。
ランドセルの故障原因No1は何か知ってまか？
肩ベルトがちぎれてしまう事なんですって。 特に背あてと肩ベルトの連結にプラスチック素材を利用しているメーカーのランドセルは壊れやすいようです。
引用元：https://twitter.com/kara_mm
ツイッターから拝借いたしました。ニ◯リのランドセルはやはりもろいようです。
では土屋鞄のランドセルは丈夫なのかというと、そうではない場合もあります。
引用元：https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13146035283
使用して1カ月弱でこのようになったという事例もあります。
友達の子供のランドセルも上の画像のように、2年半で冠（かぶせ）の革が浮いてしまったようでした。
いくら厳選して作っていても、こういう事例は避けれない事あるんですよね。
ここで大事なのは、その後のアフターケア。
土屋鞄ランドセルは６年間保証がついており、無料で直してもらえます。
修理日数は通常到着から4週間ほど。修理期間中の代替ランドセルは無料貸し出しを行っているので、安心です。
万が一保証書を無くしてしまっても、工房に履歴があるため対応していただけます。
送料は全て工房負担。
友達の子供のランドセルもこちらの6年保証で無料修理してもらったようです。
代替えランドセルは修理に出したランドセルとは色が異なったようで、新鮮な気分で数週間ランドセルを使えたようです。
修理を依頼する方法はこちら
デメリット
我が子や、ママ友の子供が使用して感じたデメリットをご紹介します。
背負いにくい
個人個人、体格差があります。
長男は土屋鞄のランドセルを選んだので、次男も土屋鞄にしようと思ったようですが、子供に「背負いにくい」と言われたそう。（ママ友談）
背中のクッション性が低いなんて声もあるので、デザインや丈夫さだけで選ばず、実際に使用するお子様の使い心地も重視するといいでしょう。
若干小さい
小学生はA4フラットファイルをよく使います。
A4フラットファイルは横幅が23.0cmと大きく、ランドセルの中にはすっぽり入らないランドセルもあります。
土屋鞄のランドセルも長女が購入した年度はA4フラットファイルがすっぽり入らなかったんです。2019年度用から若干サイズアップしA4フラットファイル対応となりました。
【実録】土屋鞄のランドセルはこうやって届く
現在小学校1年生の次女のランドセル注文を元に、土屋鞄ランドセルの購入から到着までをご紹介します。
注文
毎年、7月1日10時からインターネットか店頭で注文できます。
店舗案内
インターネット注文の流れ
こちらの記事にも書きましたが
初日の10時は注文激混みで、ネットが繋がらないこともあります。
コードバンランドセルは売り切れることがあっても、他のランドセルは7月上旬ならほぼ売り切れることはありません。
長女のランドセルは9月に注文しましたが、希望のランドセルを購入できました。
次女のランドセルは2019年度の新色だったため、秋ころには売り切れてました。
インターネットで注文すると登録したメールアドレスに返信が来ます。
購入画面でも出荷日を確認できます。
出荷日が近づくと出荷確定メールが届きます。
インターネット注文時の集荷予定通り、1月の発送でした。
メールが来たのは12月21日。ランドセルが届く、約１ヶ月前に出荷確定メールが届きました。
ランドセル到着
予定日通りの日にランドセルが届きました。
箱も可愛いですね。
開けてみます。
ダンボールの中も可愛い。メッセージ付きです。
オマケのランドセル袋や巾着が見えます。
巾着の中に・・・
家族の手紙、サポートブック、雨よけカバーが入ってました。
雨よけカバーも土屋オリジナル。男女共用で使えるストライプ柄です。
お手紙セットは革製の封筒。合皮だな。
パスケースやカードケース、診察券ケースとしても使えそうです。
オマケなのにクォリティが高い！
本題のランドセルは・・・
我が子は2019年度新色のピスタチオにしました。
長女の時は絶対反対してたであろうカラーのピスタチオ色。
子供のランドセルを購入する時に、カラーは何色がいいのか迷いますね。
奇抜な色は犯罪者に狙われやすいと言いますが、そんなこともないんです。
ランドセルの金具はアンティーク感のあるゴールドで統一。
錠前（じょうまえ）はオートロックではないので、閉め忘れに注意。
中は時間割、学校名や名前を明記できるようになってます。
2019年度のランドセルからA4フラットファイルがすっぽり入るようになりました。
【実録】小学5年生の長女は実際使ってる土屋鞄ランドセルの状態
土屋ランドセルを５年間使ったらどんな状態になる？
我が家の長女のランドセルで検証。
一見、綺麗に見えるランドセルですが、近くにによってみると
冠（かぶせ）の端がひび割れてます。
肩ひもの端もスレがみられます。
大まちや、なすかんはほぼダメージなし。
オマケのキーホルダーも良い使用感になってきました。
冠裏（かぶせうら）の端もヒビあり。内張（うちばり）は鉛筆などの筆記用具汚れでしょうか。拭いたら綺麗になるような気もします。
革の使用感は出てますが、５年間使用した土屋鞄のランドセルはまだまだ使用できそうです。
卒業後のランドセルをリメイクできる！
ランドセルの役目を終えたらどうします？
高い買い物だったランドセルを捨てちゃいますか？
思い出もたくさん詰まってるし、捨てるとなると忍びないですよね。
土屋鞄では６年間使用したランドセルを 小さいサイズに加工する「ミニチュアランドセル」や、 「フォトフレーム」へのリメイクもできちゃうんです。
【リメイク料金】
・ミニチュアランドセル ￥15,000
・ランドセル型フォトフレーム ￥10,000
※ご注文はWEBサイトから(ページ公開は6月4日)
※いずれも土屋鞄のランドセルが対象(他社製品は除く)
詳しくは
まとめ
土屋鞄のランドセルはメリットもデメリットもありますが、個人的には土屋のランドセルにして良かったと思ってます。
背負い心地が悪いという声もありますが、娘たちは気にしてないようです。
もう一つ気になる点としては、毎年料金が上がってること。
次女が購入したランドセルの『牛革プレミアムカラー』は2020年度は1000円値上がってます。
長女のランドセルは『牛革ベーシックカラー』
63000円で購入しました。
2020年の価格は70000円！
2015年度と比べると5年で7000円も値上がってるんです。
消費税が10％になる影響でしょうか！？
この先、いくらまで値上がるんでしょう。。。。
こんなに高くなっても売れ続ける土屋鞄のランドセル恐るべし！！
